2011年6月19日日曜日

木綿のゆかたと尾張名古屋 Vol1

名古屋は今回の雪花絞りの企画のために

何度も足を運んでおります。いいとこです尾張名古屋は!

ただいま松坂屋さんでご覧のように雪花絞りをフェアーしてます。

是非足をお運びください。






















さて愛知は綿浴衣と切っても切れない関係なのはご存じでしょうか?

三河芯や知多木綿、知多晒 有松絞り、鳴海絞り、綿布の産地蒲郡  など

木綿に関係しています。 

ちなみにTOYOTAも木綿と大変関係が深いです。

TOYOTAの創業者、豊田佐吉は1890年豊田式木製人力織機を発明しました。

そこから今の世界のTOYOTAになるお話は、また次回に・・


つまり、愛知県全て『綿』なしでは語れないのです。

絞りは有松、鳴海なのは私のブログをご覧の方は ミミタコでしょう。



では浴衣の白生地(特に小巾)は9割が愛知県産だと言えます。

多くは知多半島の阿久比、蒲郡、でできています。

綿の栽培は遠い昔にインド人が今の愛知県西尾市に流れ着いた事から始まります。
そのインド人はカレーのうまさは教えず、綿の種をくれたそうです。
インド人 ウソつかない!

それが799年「類聚国史」や「日本後記」に載っています。これが綿伝来でした。

そのあといったん廃れました。室町時代に三河にて木綿栽培がはじまり
綿の織物がブレイク、したのです。

でも綿を織ったモノは生成りの堅い布、
これを柔らかく白く染めやすい布にする事を
晒し『さらし』 と言います。

晒しのお話は又長くなるので今度致します。ではまた!


トリエは南館オルガン広場で開催中

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